不登校かも?と思ったら

 わが子が「不登校(学校を休みがち)」になると、お子さんだけでなく、おうちの方も、暗いトンネルの中にいるような、この世の終わりのような気持ちになることもおありでしょうか。学校に行かない事によって、お子さんもおうちの方も不安になるのは当然です。ただし、不安だからといって、お子さんへ理由を問い詰めたり、学校へ行かせようという働きかけ、このままだと大変なことになるぞ、などという脅しは、得策ではありません。その行為自体が、「学校を休んでいるあなたはダメだ」というネガティブなメッセージに繋がる可能性がありますし、不安な状態の中で一歩を踏み出すために必要な「エネルギー」と「勇気(自信)」をうばってしまう可能性があります。

 むしろ、お子さんの「エネルギー」や「勇気(自信)」を蓄えるためにも、お子さんが気づかず無理しすぎていないか、何かしらのSOSをが出ていないか、よく眠れているか、食事をとれているか、自分を傷つける言動がないかなど、じっくり観察していただくことをおすすめします。

 不登校のお子さんは、ただでさえ、学校に行けていない自分を否定し、ダメな自分が将来生きていけるのか、という不安と闘い、エネルギーが枯渇しているケースが多く見られます。しかし、おうちの方に心配をかけたくないあまり、元気に振舞ったり、辛いと言わないお子さんも多いため、注意が必要です。

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